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2013年度特別授業 お茶室体験

2013年11月13日 @ 16:25

11月13日(水)13:30~

四日市市鵜の森にある四日市市茶室「泗翠庵」にて、
「日本文化」の授業として、茶道体験をしました。



体験にあたって、まずは、日本文化の浅井先生より
和室でのマナーや「泗翠庵」の施設についてお話がありました。

和室でのマナーを少し。
1.和室に入る時は、床の間から一番遠いところから入室する。
2.歩く時は、畳の縁を踏まない。
3.畳の縁には座らない。
4.床の間に近い場所には、目上の方や年長者、
  お客様などにお座りいただく。

床の間は貴い場所とされていて、お茶会の主人(主催者)は、
床に掛け軸を飾り、お花を活け、お客様をもてなします。
招かれた側は、その掛け軸やお花を拝見し、主催者の意図を読み取ります。




こちらの障子。
一枚の障子紙を貼っているのではなく、何枚もの紙を少しずつ
貼り合わせています。(少し、見え辛いかのしれません…)
そうすることで、紙を貼り合わせた部分に筋ができ、
透過する光のコントラストを生み出します。

高い技術を必要とする、貴重な貼り方なのだそうです。




「無事是貴人」

事故もなく、大きな災難にも遭遇することなく、
無事安泰に暮らせたことが貴いという喜びと
感謝の念が表わされているそうです。



こちらは「水屋」と呼ばれるお茶をたてるための準備をする部屋から、
お茶室に入る時の所作を習っています。

入り口手前に座り、手をついて一礼。
正座をしたまま手を”ぐー”に結んで親指で畳を押しながら
体を前に進め、お茶室に入ります。





こちらは天井部分。
藁や檜、竹など数種類の素材を用い、模様や天井の高さを
微妙に変化させることで、奥行きを生み出します。

その他にも、光を取り入れるための「突き上げ窓」など
小さな空間に様々な工夫が施されていました。



浅井先生のお話を伺った後は、お茶室隣の「立礼席」で
お茶とお菓子を頂きました。

本日のお菓子は、五節句「重陽」にちなんだ菊のお菓子。

短い時間の特別体験学習でしたが、
普段、経験することの少ない日本文化の世界に
触れることができました(*^-^*)








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